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サステナビリティへの取り組み

金融教育の推進

小学校高学年以上を対象とした金融・投資教育冊子の制作

小学校高学年以上を対象とした金融・投資教育冊子「投資を学ぼう!」を独自に制作しました。

金融教育については、2022年4月から高等学校の家庭科の授業で必須となったほか、政府が掲げる「新しい資本主義」においても、「資産所得倍増プラン」として、個人金融資産を「貯蓄から投資」へシフトさせる政策が検討されるなど、重要性が増している分野と認識しています。

そうしたなか、当社としても、金融教育を当社のサステナビリティ経営における重要課題と位置づけ、取り組みを行って参りました。今般制作した金融・投資教育冊子「投資を学ぼう!」では、若年層にも金融や投資を身近に感じてもらうため、トピックの導入部分を漫画仕立てとし、さらに若者に馴染みの深いソーシャルメディアの対話形式を活用することで、より興味を持って学習できるように工夫しました。

本書では、まず「会社」について学び、会社に関わる株式と債券(社債)に関する「投資」を学習し、それらを活用した「実践編」として実際の投資手法を紹介していくことで、長期資産形成の考え方や手法を無理なく習得できるような構成としています。

当社は、持続可能でより良い社会の実現を目指し、「A Good Investment for the Future」というスローガンを掲げ、会社一体となってサステナビリティへの取り組みを進めています。当金融・投資教育冊子が教育現場などでの活用を通じ、より多くの子供達の金融リテラシーの向上に寄与し、将来の長期的な資産形成、より良い社会の実現に貢献することを目指しています。

京都大学経済学部「SDGsと金融・経済・社会」寄付講義の実施

国立大学法人京都大学経済学部において、当社社員が担当者となり学部生を対象とした寄付講義「SDGsと金融・経済・社会」(毎週火曜日、全15回)を2022年度後期に実施しました。

講義では、当社社員だけでなく、SDGsに携わり社会で活躍する多様なゲストを迎え、SDGsを単なる理念にとどめず、金融・経済・社会など現実世界との望ましい関係構築のためのビジョンについて学生と共有しました。

当社が金融業界においてグローバルに培ったSDGs・ESG投資への視点や、様々な企業における実践的な取り組みについて、スピーカーの講演をもとにディスカッションを取り入れた双方向のコミュニケーションを重視した授業を実施しました。

出張授業の実施

品川区の小学生に『Beyond SDGs人生ゲーム』と金融・投資教育冊子「投資を学ぼう!」を用いて金融教育を行いました。

授業に参加した生徒からは、「自分のお金が会社などを通じて環境と関わっていることが分かりました。SDGsの目標が達成できるよう高い意識を持って環境に良い活動をしたい」等の感想を頂きました。より多くの子供達の金融リテラシーの向上に寄与し、将来の長期的な資産形成、より良い社会の実現に貢献したいと考えています。

出張授業の様子 1
出張授業の様子 2

金融教育セミナーの実施

2022年度から高等学校の家庭科と公共の授業において、金融機関の役割や金融商品の特徴、資産形成について学ぶことになりました。当社代表取締役社長が講師となり、高校生にとって必要な金融リテラシーを養うため、高校教職員の皆様の授業に役立つオンラインセミナーを開催しました。

『将来を明るく快適に暮らすためにやるべきこととは』をテーマに、資産形成に必要な知識をどのように身に付けるか、より実践的な学びを提供するセミナーになりました。

金融教育セミナー1
金融教育セミナー2

SDGs川柳コンクール

当社は、持続可能でより良い未来にしていくため、将来を担う小学生を対象に川柳作りを通じてSDGsについて考えてもらう“5・7・5でめざすよりよい未来小学生「SDGs川柳」コンクール”を実施します。

より良い未来をつくっていくために、「自分ができること」や「まわりの人達に伝えたいこと」などSDGsで取り組むことを5・7・5の川柳で表現頂き、世界の未来を作る主役である小学生の皆さんによる、自由な発想でつくられた作品を募集しています。

SDGs川柳コンクール