News Release

2022年10月28日

PRIの年次評価(2021年)の結果について~12項目中9項目で最高評価「5つ星」を獲得~

ニッセイアセットマネジメント株式会社(社長:大関 洋、以下「当社」)は、PRI※1による2021年の年次評価(2020年の活動を対象とする評価)において、当社が評価対象となる全12項目中9項目で最高評価となる「5つ星」(評価は1~5の5段階。数字が大きいほど高評価)を獲得しました※2

PRIの年次評価は、ESG運用に対する取り組みの質や網羅性を測る上で重要なメルクマールになるものと考えています。今回の評価では、全体方針となる「投資・スチュワードシップポリシー」のほか、インハウス運用の上場株式アクティブ運用4項目、同運用の債券1項目、外部委託運用のアクティブ運用2項目などで最高評価となりました。また、これらの項目のスコア(素点)は、全体の中央値と比べても大きく上回るものとなっています。詳細につきましては下記の表をご参照下さい。

当社は、資産運用の調査・投資判断においてESGにかかわる課題を適切に考慮することが、長期的な投資収益の改善のみならず、資本市場の健全な発展と持続可能な社会の実現にも貢献するものと考えています。こうした考えの下、2008年に国内株式へのESGレーティング※3の付与を開始して以来、ESG運用に注力してきました。今回の評価獲得は、こうした取り組みを積み重ねてきた結果であると考えています。今後とも、機関投資家としての社会的責任を果たすため、ESG運用の更なる高度化に向けた不断の努力を続けてまいります。

  • PRI:Principles for Responsible Investmentの略。国連の提唱により2006年に策定された、環境・社会・企業統治(ESG)における諸課題を投資の意思決定プロセスに反映させること等を定めた原則。当社は2006年に同原則に署名。
  • 今回の評価は、質問内容や評価形式等がこれまでとは大きく異なるものとなっており、過去の評価との比較はできません。
  • 企業のESG取り組みに対し「企業価値につながるか否か」の視点から当社独自のレーティングを付与。

【当社のPRI年次評価(2021年)概要】

評価項目(モジュール) 当社評価 当社スコア スコア
(中央値)
投資・スチュワードシップポリシー ★★★★★ 91 60
インハウス運用 上場株式 アクティブ ファンダメンタル 議決権行使 ★★★★★ 91 54
ESG要素組入 ★★★★★ 100 71
クォンツ 議決権行使 ★★★★★ 91 61
ESG要素組入 ★★★★★ 100 65
パッシブ 議決権行使 ★★★★★ 91 57
ESG要素組入 ★★★★☆ 85 35
債券 社債 ★★★★★ 99 62
国債・国際機関債・政府関係機関債 ★★★★☆ 87 50
外部委託運用 上場株式 アクティブ ★★★★★ 93 67
パッシブ ★☆☆☆☆ 0(注) 57
債券 アクティブ ★★★★★ 100 57
  • 外部委託運用のパッシブ/上場株式のカテゴリーでは、評価対象となった1ファンド(2022年9月末時点運用資産残高66億円)がESGを考慮するパッシブ運用でないことによる。

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