ファンドの特色

米ドル建ての短期ハイ・イールド債券を実質的な主要投資対象とし、金利収入の確保と信託財産の中長期的な成長をめざします。

  • 短期のハイ・イールド債券に投資することにより、中長期のハイ・イールド債券への投資と比べ価格変動リスクの低減を図ります。
  • ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ方式により運用を行います。
    • ファンド・オブ・ファンズとは、投資対象を投資信託証券とするファンドです。詳細は、目論見書(1,071KB)の「ファンドの仕組み」をご覧ください。

ハイ・イールド債券とは

  • ハイ・イールド債券とは、一般的にBB格相当以下の格付の低い債券をいいます。
  • 投資適格債券(格付BBB格相当以上の債券)と比べて信用リスクが高い分、高い利回りが期待できます。

債券の格付について

債券の格付について
出所)S&Pの格付定義をもとにニッセイアセットマネジメント作成
  • 上記は、長期債務格付です。格付の符号については一部省略して表示しています。

債券の利回り水準

債券の利回り水準
  • 上記はイメージ図です。

投資対象とする外国投資信託証券の主な運用方針

  • ハイ・イールド債券(格付BB格相当以下の債券)への投資割合は、原則として純資産総額の70%以上とします。
  • 米国企業が発行する債券への投資割合は、純資産総額の50%以上とします。
  • ポートフォリオの平均デュレーションは、原則として2年以下とします。
  • 各債券のデュレーションは、5年以下とします。
    • 期限前償還考慮後。デュレーションは、債券投資におけるリスク度合いを表す指標の一つで、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表し、デュレーションが長いほど債券価格の反応は大きくなります。

「通貨プレミアムコース」、「為替ヘッジありコース」、「為替ヘッジなしコース」の3つのコースから選択いただけます。

通貨プレミアムコース

投資対象とする外国投資信託証券において、米ドル(対円)のカバードコール戦略を構築することで、円から米ドルへの投資効果とオプション料(プレミアム)収入の獲得をめざします。

  • 米ドル(対円)のカバードコール戦略とは …
    保有する米ドル建て資産に対し、米ドル(対円)のコール・オプションを売る戦略です。米ドル(対円)の一定水準以上の値上がり益を放棄する見返りとして、オプション料(プレミアム)を受取る取引を行います。

為替ヘッジありコース

投資対象とする外国投資信託証券において、対円での為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を図ります。

為替ヘッジなしコース

投資対象とする外国投資信託証券において、対円での為替ヘッジを行わないため、為替変動の影響を直接的に受けます。

米ドル(対円)のカバードコール戦略について

  • 米ドル(対円)のカバードコール戦略とは、保有する米ドル建て資産に対し、米ドル(対円)のコール・オプションを売る戦略です。円から米ドルへの投資効果とオプション料(プレミアム)収入の獲得をめざします。
    ただし、オプション取引の満期日(権利行使日)における米ドル(対円)の為替レート水準によっては、一定以上の米ドルの値上がり益(権利行使価格を超えて値上がりした分)を放棄することがあります。
米ドル(対円)のカバードコール戦略について

上記は米ドル(対円)のカバードコール戦略のイメージを表したものであり、ファンドの損益を示したものではありません。記載の内容は将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

  • 米ドル(対円)のコール・オプションとは、あらかじめ定めた権利行使価格で米ドル(対円)を「買う」ことのできる権利です。コール・オプションの「買い手」は権利を行使すると、市場価格に関係なく権利行使価格で米ドル(対円)を「買う」ことができます。一方、コール・オプションの「売り手」は対価としてオプション料(プレミアム)を受取る代わりに、権利が行使された際に米ドル(対円)を権利行使価格で「売る」義務を負うことになります。
  • オプション料(プレミアム)の水準は、オプション取引開始日の為替水準、権利行使価格、為替変動率、満期日までの期間等により異なります。
  • ファンドでは、原則として権利行使が満期日のみに限定されているオプションを利用します。

米ドル(対円)のカバードコール戦略の損益イメージ(3つのケース)

前提条件

  • 当初為替レート:1米ドル=100円
  • コール・オプション(権利行使価格:1米ドル=103円、オプション料(プレミアム)収入:1円)
ケース1 米ドル(対円)が下落し、満期日に取引開始日の当初為替レートを下回った場合
ケース2 米ドル(対円)が上昇したが、満期日に権利行使価格以下の場合
ケース3 米ドル(対円)が大幅に上昇し、満期日に権利行使価格を上回った場合

上記は米ドル(対円)のカバードコール戦略のイメージを表したものであり、ファンドの損益を示したものではありません。また、実際の米ドルの為替レート(対円)、権利行使価格およびオプション料(プレミアム)とは異なります。記載の内容は将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。

原則として、毎月20日(休業日の場合は翌営業日)の決算時に収益分配を行います。

毎月分配のイメージ

上記はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよび水準について、示唆、保証するものではありません。

分配金に関する留意事項

Follow us

  • twitterX
  • LinkedInLinkedIn
  • notenote

ご投資にあたっての留意点

当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。また、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

【投資信託に関する留意点】

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドには為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • ご購入の際には必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

【投資対象とする投資信託証券について】

  • 「外国投資信託証券」「指定投資信託証券」については、各ファンドの交付目論見書「投資対象とする投資信託証券の概要」をご覧ください。

【当資料に関する留意点】

  • 当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
  • 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 表示桁未満の数値がある場合、四捨五入で処理しています。