メディア情報
2022年06月27日
寄稿記事掲載のご案内~東洋経済オンライン~
東洋経済オンラインに当社投資工学開発センター長吉野貴晶の寄稿文が掲載されました。
「訪日客」受け入れ再開で株価が上がる意外な業種
6月10日に海外からの観光客の受け入れが開始されました。観光庁の推計では、コロナ禍前の2019年には平均して1日当たり8万7千人を上回る数の外国人旅行者数が日本に入国していました。今回は観光目的以外での訪日の数も含めて1日の入国者数の上限が2万人という制限がある中での受け入れスタートです。
このためマスコミ報道からは“慎重で、静かな”受け入れ再開とも言われています。実際の観光客は1日当たり6000人程度(ブルームバーグの推計)になるとも見られており、現状では2019年の6.9%程度にとどまります。
しかし、政府は今後、緩やかに入国制限の緩和をしていくと見られます。6月7日に「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針)」が閣議決定されました。このなかで「観光立国の復活」を目指すことが示されています。円安進行で外国人にとって日本は訪れやすい国となっています。また2025年には大阪・関西万博も予定されており、今後は緩やかながら外国人旅行者数の増加が期待できます。
コロナ禍で、外国人旅行者に関連する業界は厳しい環境を強いられてきました。しかし今後、長期的に見れば復活が期待されます。そこで今回は、統計的な手法を用いてデータから外国人旅行者の復活で期待される業種を探ってみました。
吉野 貴晶(よしの・たかあき)/ニッセイアセットマネジメント投資工学開発センター長。金融情報誌「日経ヴェリタス」アナリストランキングのクオンツ部門で、記録的となる16年連続で1位を獲得したあと、ニッセイアセットマネジメントに入社。大学共同利用機関法人統計数理研究所のリスク解析戦略研究センターで客員教授を兼任。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBAコース)で経営戦略、企業評価とポートフォリオマネジメントの授業の教鞭も取る。代表的な著書に『No.1アナリストがプロに教えている株の講義』(東洋経済新報社、2017年)。
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