アナリストの眼

アジア カントリー・アナリスト

掲載日:2013年09月03日

アナリスト

投資調査室 南 紅鉉

今年10月で、アナリスト歴満3年になります。1年目は韓国消費アナリストから始め、色々なセクターを見てきましたが、今年4月からは、韓国企業全般をみる、カントリー・アナリストとなりました。

カントリー・アナリストとして学んだこと

今までは一つのセクター内における企業分析に注力して来ましたが、カントリー・アナリストとして重要なことは、幅広い視点を持ち、どのセクターが一番アウトパフォームして、どの企業が一番よいかを見極めることです。

よい分析のために

カントリー・アナリストは、トップダウンとボトムアップの組合せが重要です。韓国の場合、輸出のGDP比率は50%ですので、最大輸出先である中国、アメリカ等の経済、政治動向及び展望についても、自分なりのビューが必要です。それをベースに、各セクター、各企業を分析することが大事です。

市場は、株主に最高のリターンを生み出す、変化を続ける企業を評価します。マクロ、業界全体及び企業のコア競争力分析をベースに、経営環境の変化にアンテナを張って、市場、企業との対話の中で、市場との認識ギャップを見つけ、投資することを心掛けています。地味でありますが、今後とも、能力のブラッシュアップに努め、アナリスト活動を続けたいと思います。

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