MSCI エマージング・マーケット・インデックス

概 要

「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」は、新興国の株価動向を示す代表的な指数です。24の国・地域に上場する大・中型株約1,400銘柄で構成されており、時価総額は市場の約85%をカバーしています。浮動株ベースの時価総額加重平均で算出されています。

  • 大株主などが安定的に保有する株式ではなく、市場で流通し、売買されている株式
構成銘柄 新興国24の国・地域に上場する大・中型株
算出方法 時価総額加重型(時価総額は浮動株調整後)
公表元 MSCI Inc.(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)

過去のパフォーマンスの推移

  • データ期間:データ取得が可能な2000年12月末~2023年12月末(月次)
  • 出所)FactSetのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
  • 2000年12月末を100として指数化(配当込み)

構成比率上位銘柄

構成⽐率上位10銘柄(2023年12月末時点)

  銘柄 国・地域 業種 比率
1 台湾セミコンダクター(TSMC) 台湾 情報技術 6.7%
2 サムスン電子 韓国 情報技術 4.1%
3 騰訊控股
[テンセント・ホールディングス]
中国 コミュニケーション・サービス 3.5%
4 アリババ・グループ・ホールディング 中国 一般消費財・サービス 2.2%
5 リライアンス・インダストリーズ インド エネルギー 1.3%
6 PDDホールディングス 中国 一般消費財・サービス 1.2%
7 ICICI銀行 インド 金融 0.9%
8 インフォシス インド 情報技術 0.9%
9 SKハイニックス 韓国 情報技術 0.8%
10 HDFC銀行 インド 金融 0.8%
  • 出所)Factsetのデータ等をもとにニッセイアセットマネジメント作成
  • 業種はGICSセクター
    なお、GICSに関する知的財産所有権はS&PおよびMSCI Inc.に帰属します。

リスク・リターンの比較(円ベース)

以下は過去5年間と過去10年間の各指数のリスク・リターンを示したものです。
一般的に株式は債券に比べ、リスクが高い傾向があります。なお、リスク・リターンの水準は、計測する期間により異なることに留意が必要です。

【過去5年間】

過去5年間のリスク・リターン比較
  • データ期間:2018年12月末~2023年12月末(月次)

【過去10年間】

過去10年間のリスク・リターン比較
  • データ期間:2013年12月末~2023年12月末(月次)
  • 日経平均:日経平均トータルリターン・インデックス、TOPIX:TOPIX(配当込み)、外国株式:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)、新興国株式:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)、NASDAQ100:NASDAQ100指数(配当込み)、米半導体株:SOX指数(配当込み)、米大型株500:Solactive GBS United States 500 インデックス(配当込み)、米連続増配株:Solactive United States Dividend Elite インデックス(配当込み)、国内債券:NOMURA-BPI総合、外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本)、新興国債券:JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス、国内リート:東証REIT指数(配当込み)、外国リート:S&PグローバルREITインデックス(除く日本、配当込み)
  • リスク(年率)は月次リターンの標準偏差を年率換算したものです。
  • 出所:ブルームバーグのデータ等をもとにニッセイアセットマネジメント作成

「インデックスハンドブック」ご利用にあたっての留意点

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