投資信託説明書を見ると、お申し込みの欄に「信託期間」が記載されています。この「信託期間」とは、どんな期間を指すのでしょうか?

「信託期間」って何?

「信託期間」とは、投資信託の運用がスタートする「設定日」から、運用が終了する「償還日」までの期間を指します。「信託期間」が終了すると投資信託は「償還」します。

証券会社や銀行などの販売会社を通じて集められたみなさんの資金は、「設定日」を機に運用が開始されます。「信託期間」とは、この投資信託が運用されている期間を示しています。そして、「信託期間」の末日が「償還日」です。

信託期間

例えば、信託期間が例えば「2●●●年●月●日まで」と記載されている投資信託は、あらかじめ運用される期間は決まっていますが、「無期限」と記載されている投資信託は、運用される期間は決まっていません。

中長期の資産形成に投資信託を活用する場合、償還までの期間が短い投資信託の購入を検討しているのであれば慎重な判断が必要です。

また、「償還延長」といって信託期間が延長されるケースや、当初設定された償還日から繰り上げて償還されることもありますので、注意が必要です。詳しくは関連項目(1)をご覧ください。

関連項目1

▶「償還って何?」

▶「償還のときの値段は決まっているの?」

▶「繰上償還って何?」

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

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