月次レポート2

2.組み入れられている資産の種類とその割合

投資信託の種類によって内容は異なりますが、最新の資産組入状況を知ることができます。主な項目をみてみましょう。

(1)主に株式に投資する投資信託の場合は

  • 業種別組入比率(「金融」「素材」「エネルギー」など)
  • 株式の上位組入銘柄の銘柄名と組入比率

(2)主に債券に投資する投資信託の場合は

  • 債券の種類(国債、事業債など)
  • 債券の格付
  • デュレーション

高格付の国債で運用されていれば、リスクは低く、低格付の債券で運用されていればリスクは高いと考えられます。また、デュレーションは大きいほど金利変動の影響を受けやすいといえます。

デュレーションとは・・・

デュレーションは金利の動きにどのくらい敏感かを示した数値です。数値が大きいほど、金利変動の影響を受けやすいことを表します。
一般的に、金利が上がれば債券の価格は下がります。金利がこれから上がりそうな場合、デュレーションは小さいほうが値下がりは抑えられます。

(3)主に外国の証券に投資する投資信託の場合は

  • 投資する国や地域別配分
  • 投資する資産の通貨別配分

(4)バランス型ファンドの場合は

  • 資産別配分

3.運用担当者のコメント

今後の投資戦略を考えるうえで、重要な情報が沢山詰まっています。

  • どのような市場環境のもとで運用されているか?
  • 運用担当者はどのような考えで運用しているか?
  • 今後の市場の見通しは?

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

  • 当資料に記載されている情報は、正確かつ信頼しうると考える情報源から入手した情報およびその情報を基に作成した情報であり、情報の正確性等については万全を期しておりますが、入手情報の誤り、またはその他の要因が有りうるため、当資料に記載される全ての情報の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。
  • 当資料のグラフ数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
  • 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 当資料の内容について、予告なく更新、変更、削除等をさせていただくことがあります。