投資信託は、みなさんから集めたお金を株式や債券などに投資して運用しています。では、投資信託にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

投資信託のメリット

  • メリット1)少額から投資ができる
  • メリット2)手軽に分散投資できる
  • メリット3)運用を専門家に任せられる
  • メリット4)透明性が高い

投資信託のメリット

メリット1 少額から投資ができる

株式や債券に投資するには、ある程度まとまった資金が必要となります。しかし投資信託であれば、少額から手軽にはじめることができます。

メリット2 手軽に分散投資できる

一人の投資家が、多くの投資対象に分散して投資しようとすると、多額の資金が必要となります。ただし、投資信託は多くの投資家から少額の資金を集めてひとつの大きな資金として運用するので、さまざまな投資対象に分散投資することが可能になります。さまざまな投資対象に分散して投資することで、リスクを低減する効果が期待されます(詳しくは関連項目(1)をご覧ください)。

メリット3 運用を専門家に任せられる

投資信託では、みなさんが投資したお金を、専門家が運用します。投資銘柄の選択はもちろんのこと、リスクを低減するための組み合わせなど、個人で行なおうとすると手間や時間がかかる作業を運用の専門家が行います。また、個人では投資しにくい海外の株式や債券、特殊な金融商品への投資も可能です。

メリット4 透明性が高い

原則として毎日、取引価格である基準価額が公表されており、値動きが新聞等で確認できます。また、定期的に監査法人等による監査を受けているため、透明性も高い金融商品といえます。

投資信託にはこのようなメリットがありますが、購入する際には「購入時手数料」、また保有期間中は「運用管理費用(信託報酬)」等をご負担いただくこととなります。これらの費用は商品によって水準が異なるので、購入する前に必ず投資信託説明書(交付目論見書)でご確認ください。

関連項目1

▶投資信託のリスクとリターン

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

  • 当資料に記載されている情報は、正確かつ信頼しうると考える情報源から入手した情報およびその情報を基に作成した情報であり、情報の正確性等については万全を期しておりますが、入手情報の誤り、またはその他の要因が有りうるため、当資料に記載される全ての情報の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。
  • 当資料のグラフ数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
  • 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 当資料の内容について、予告なく更新、変更、削除等をさせていただくことがあります。