ハイリスク・ハイリターンという単語をよく聞きます。でもなぜ「ハイリスク」と「ハイリターン」なのでしょうか?
投資信託では、投資信託の値動きの幅のことを「リスク」ということがあります。値動きの幅(リスク)の大きい資産ほど、期待できる収益(リターン)が高い傾向があります。

投資信託のリスクとリターン

投資信託では、投資信託の値動きの幅のことを「リスク」ということがあります。これは「標準偏差」という指標ではかることができます。値動きが大きければ、自分にとって「良い値段」にも「悪い値段」にもなる可能性が「高く」なります。一方、値動きが小さければ、「良い値段」や「悪い値段」になりにくいといえます。つまり、値動きの幅(リスク)の大きい資産ほど期待できる収益(リターン)が高い傾向にあるのです。

株式と債券を値動きの幅(リスク)の観点から比較してみましょう。株式や債券は、市場で売買されていますので、値段は常に変わります。ただ債券投資は利子や満期日に戻ってくる元本が約束されているため、値動きは比較的安定します。一方で、満期がなく配当が変動する株式は、債券にくらべて値動きが大きくなります。

このように資産によってリスクは異なりますが、値動きの異なる資産を組み合わせたり、複数回に分けて購入することでリスクの軽減をめざすことができます。

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

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