投資信託にはたくさんの種類がありますが、預金や株式と比べると決定的に違う点がいくつかあります。このような特徴を抑えておくと、投資信託とは何かがわかってきます。預金や株式との違いをあげてみましょう。

投資信託とその他の金融商品の違いは?

預金と違うところ

預金は元本保証ですが、投資信託は元本が保証されていません。
預金は利回りがあらかじめ確定していますが、投資信託は運用成果によって収益が変動します。
預金は銀行のみしか扱っていませんが、投資信託は銀行以外にも証券会社、郵便局などでも扱っています。

株式と違うところ

株式を購入するには通常ある程度まとまった資金が必要となりますが、投資信託は小口の金額で購入することができます。
投資信託は株式だけでなく債券等にも投資することができ、リスクを低減することができます。
株式は個人で銘柄選択をしたり、売買のタイミングを見極めなければなりませんが、投資信託では組み入れる銘柄の選択を専門家に任せることができます。
株式は通常どこの証券会社でも品揃えは同じですが、投資信託は販売会社によって品揃えがさまざまです。

投資信託は、元本保証はありませんが、19世紀の英国で誕生して以来、欧米を中心に世界中の投資家に資産形成の手段として利用されている金融商品です。近年では、さまざまな種類の投資信託が日本でも設定されるようになりました。詳しくは関連項目(1)をご覧ください。

関連項目1

▶「投資信託と預金の違い」

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

  • 当資料に記載されている情報は、正確かつ信頼しうると考える情報源から入手した情報およびその情報を基に作成した情報であり、情報の正確性等については万全を期しておりますが、入手情報の誤り、またはその他の要因が有りうるため、当資料に記載される全ての情報の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。
  • 当資料のグラフ数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
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