投資信託を換金するときの値段は決まっているのでしょうか?いくらで換金できるのか、あらかじめわかるものなのでしょうか?

換金するときの値段は決まっているの?

投資信託の換金価額は、換金のお申込み後に決まります。
換金に適用される基準価額がいつの時点のものかは、投資信託によって異なります。

1.投資信託を換金するときの値段

投資信託を換金するときの値段は、換金を申し込んだ時点では決まっていません。そのため、投資信託を換金するときの値段は事後的にわかることになります。 通常、投資信託の換金の受付は午後3時で締め切られ、その値段は、申込当日や翌営業日以降に算出される基準価額がベースとなります。いつの時点の基準価額が適用されるかは、投資信託説明書(目論見書)であらかじめ確認しておきましょう。

2.換金したときの値段の確認方法

投資信託を換金したときの値段は、「取引報告書」で確認することができます。また、早く知りたい場合には、販売会社に直接確認することができます。なお、信託財産留保額がかかる投資信託の場合、換金するときの値段は、基準価額から信託財産留保額を引いた価額になります。詳しくは関連項目(1)をご覧ください。

関連項目1

▶「信託財産留保額って何?」

ニッセイアセットマネジメント

ふくろう教授の投資信託ゼミナールのご利用にあたって

当資料は、投資教育に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが2017年12月に作成したもので、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

投資信託に関する留意点

  • 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券に投資するファンドにはこの他に為替変動リスクもあります。)ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束されておりません。
  • 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
  • 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
  • 投資信託をご購入される際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の上ご自身でご判断ください。

当資料に関する留意点

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