金融市場ラインマーカー

米大統領選挙前年(2011年)の日米株価

2011年01月12日号

金融市場の動向や金融市場の旬な話題の分析と解説を行います。

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金融市場動向

  • 米大統領選挙前年にあたる年(今年に該当)は、過去平均すると、米国株価が比較的上昇する傾向があった。
  • 密接な日・米経済のサイクルが影響してか、過去においては日本株でも米国株と同じ結論となった。

グラフ1

出所:ブルームバーグのデータを基にニッセイアセットマネジメント作成

米国経済や株価は大統領選挙年を中心とした4年間の政治サイクルの影響を少なからず受けて推移してきました。その背景には、大統領選挙での得票を意識した財政景気刺激対策を事前に講じることが関係していると考えられています。今年は大統領選挙前年(就任3年目)であり、過去は政治サイクル上、株価が最も上昇してきた年となっています(グラフ1)。実際、昨年の中間選挙での与党大敗もあり、オバマ政権は、ブッシュ減税の延長や給与税減税に加え、金融緩和姿勢の継続を通し、景気刺激的な金融財政政策を実施しています。

日本経済や株価は米国経済・株価の影響を受け推移しているため(グラフ2)、今年の日本株の動向を探るひとつのキーとして、米大統領選挙サイクルと日本株の年間平均騰落率をグラフ3に示しました。この見地から見ると、過去、大統領選挙の前年(今年に当たる)は株価が比較的上昇していることがわかります。

グラフ2

出所:ブルームバーグのデータを基にニッセイアセットマネジメント作成

グラフ3

出所:ブルームバーグのデータを基にニッセイアセットマネジメント作成

グラフ4

出所:ブルームバーグのデータを基にニッセイアセットマネジメント作成

現状の米国の金融環境は、長期金利が経済成長(名目GDPの伸び)を下回る景気刺激的なもので、過去を見ると、現状と同じ環境での米国株価は比較的上昇しています(グラフ4)。

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