金融市場ラインマーカー

11~12月期の円相場の特徴(ポジション調整にご用心)

2009年11月02日号

金融市場の動向や金融市場の旬な話題の分析と解説を行います。

2011年6月以降のレポートはこちらから

金融市場動向

  • 2000年以降、例年11月下旬から12月の円相場は、それまでの基調(トレンド)に対して、調整が入る傾向がある。
  • 今年も例年通りの展開となった場合、より利益が乗っている豪ドルやブラジルレアルの調整幅が、ドルやユーロよりも大きくなる可能性も視野に入る。

ヘッジファンドの決算が11~12月を中心に予定されていること、またクリスマス休暇を含む長期休暇の季節が近くなると、例年世界の投資家は利益確定の為にポジションの多くを一旦解消する傾向があります。その動きは11月下旬の感謝祭前後から加速し始めます。この影響もあるのか、円実効指数は、2000年以降において(2006年は例外)、毎年11月下旬から12月にかけて、調整局面に入る傾向があるようです(グラフ1~9参照)。2009年の年末相場の展開は例年通り、それまでの基調の調整が起きるのでしょうか?要注目です。重要なことは、ポジション調整が起きる可能性を視野に入れておくことです。ポジション調整が起きるとすれば、より利益が乗っている通貨の調整幅が大きいと考えられます。今年の場合は、豪ドル、ブラジルレアルの調整幅の方が、ドルやユーロよりも大きい可能性が視野に入ります(グラフ10参照)。

グラフ1

出所:ブルームバーグ

グラフ2

出所:ブルームバーグ

グラフ3

出所:ブルームバーグ

グラフ4

出所:ブルームバーグ

グラフ5

出所:ブルームバーグ

グラフ6

出所:ブルームバーグ

グラフ7

出所:ブルームバーグ

グラフ8

出所:ブルームバーグ

グラフ9

出所:ブルームバーグ

グラフ10

出所:ブルームバーグ

金融市場ラインマーカー一覧へ

「金融市場ラインマーカー」ご利用にあたっての留意点

当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。

【当資料に関する留意点】

  • 当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
  • 当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
  • 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。
  • 投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。