団塊世代のための福利厚生サービス

■レジャー志向からカフェテリアプランへ

団塊の世代の多くの方は、すでに企業の中で福利厚生制度を利用されていることでしょう。その中で、米国から紹介された「カフェテリア・プラン」は、比較的新しい制度なので、これから利用される方には参考になるでしょう。

この制度には、多くの福利厚生メニューが用意されており、それぞれのメニューにポイントが付いています。利用者は、自分の持点であるポイント数の範囲で、自分の好みや都合、必要性によって選べるというものです。まだ、日本での導入事例はそれほど多くはありませんが着実に増えているようです。メニュー内容を見ると、日本企業のこれからの福利厚生についての考え方が見えてくるのではないかと思います。

下図は、日本で最初にカフェテリアプランを導入したベネッセコーポレーションの事例です。

カフェテリアプランメニュー

《 ベネッセコーポレーションのホームページより 》

ベネッセの場合は、上記メニューより選択する方式(選択式)となっています。ほかには、固定メニュー(コア給付)を決めておいて、それ以外にメニューを選択できる方式(コアプラスプラン方式)、カフェテリアプランそのものをアウトソースする方式などがあります。他社のカフェテリアプランのメニューもだいたい似通っているようです。

これまでの保養、旅行、スポーツ、カルチャー、娯楽、食事、ショッピングなどが中心のメニューに比べて、どうでしょうか? ひところ、日本の企業の福利厚生サービスといえばどちらかというと、レジャー志向に傾いていたようです。これでは時期的・地理的な問題、好みや家族の必要性などで利用できるメニューが限られ、利用者間で不公平感が出てきても仕方ありませんでした。

ベネッセのメニューを見ると、もともと米国では従業員の医療保険サービスに重点をおいてこの制度が導入されたこともあって、育児、教育、医療、介護、健康増進はじめ、財産形成、リスクヘッジ、住宅などがそろっています。今後は、日本企業もこの方向に向かっていくものと見られます。

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