第5章 ハズレる幅がリスクだ

じつは、投資理論でいわれる「リスク」の考え方は、非常に難しく、統計学上の確率の知識も必要になってきます。ここでは数式を使わずに説明しますので、イメージで考えてみてください。

(図2-4)の図の上では、的(まと)に近い距離から矢を射ると、的を外れる可能性も少なくなります。「的から外れる(ブレる)幅が小さい」、これを「リスクが小さい」といい、その分、当る確率も大きくなるので1等の賞金額(リターン)も1万円と小さくなっています。

(図2-4)
《 提供:モーニングスター(株) 》

リターンとリスクの関係

一方、図の下では、的から遠い距離で矢を射るので、的から外れる可能性は大きくなります。「的から外れる(ブレる)幅が大きい」、これを「リスクが大きい」といい、その分、当る確率が小さくなるため1等の賞金額(リターン)も100万円と大きくなっています。

ふくろう教授
イメージ

リスクとリターンの関係は、このようにブレ(=当りが外れる幅)が大きければ、そのかわりリターン(賞金)が大きくなり、ブレが小さければリターンが小さくなる関係にあります。つまり、大きな賞金がほしければその分、外れる確率も高いということです。

次に、その外れる確率について見てみましょう。

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