投資信託の分配金とは

「分配金」の出る投資信託が注目されています。でも、「分配金」ってなんでしょうか?いつも決まった金額をもらえるものなのでしょうか?

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分配金のおおもとは、主に「配当・利子収入」と「売買益」です。その金額は、一定ではありません。分配金の支払いは、投資信託によっていくつかのタイプに分かれます。

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投資信託の分配金のおおもとはいったい何でしょうか?銀行預金の利息のように必ず出るものなのでしょうか?

投資信託には定期的に分配金(正確には「収益分配金」といいます)を出す投資信託(分配型)と出さない投資信託があります。ただ、分配金を出さない投資信託が損!というわけではありません。

投資信託はみなさんから集めたお金をまとめて、株式や債券などに投資しています。そしてその株式からは「配当金」、債券からは「利子収入」が入ります。また、株式や債券を売買することで「売買益」も出ます。この「配当・利子収入」と「売買益」の2つの収益が分配金の主な「分配原資」になります。
もっとも、分配金を出さない投資信託の場合は、その収益分を信託財産のなかに蓄積しますので、分配金を出す投資信託よりも長期運用による複利効果が得やすくなるという特徴があります。
なお分配金を出さない投資信託は、401kで平行運用されているインデックス運用のバランス型投資信託や、3年や4年といった運用期間の短い「単位型」(詳しくは関連項目(1)をご覧ください)の投資信託に多くなっています。

また、「配当・利子収入」や「売買益」などは、株価や為替などの影響を受けるため、その時の状況に応じて、分配金の金額が前回よりも下がったり、出ないこともあるので注意が必要です。

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株式投資信託の場合、分配金には、組み入れている株式の配当金だけでなく、株式の売買益も含まれます。そのため、99年のように株価が急騰したときは、その売買益によって1口(当初元本1万円)当り5,000円、6,000円の高額分配を行った投資信託も現れました。

さて、分配金の受け取り方には2つのタイプがあります。

  1. 支払われた分配金をそのまま受け取る「分配金受取型」の投資信託
  2. 支払われた分配金を自動的に同じ投資信託に再投資する「分配金再投資型」の投資信託

分配金の出る投資信託は、その受け取り方によって「分配金受取型」と「分配金再投資型」の2つのコースに分かれているケースが多く、販売会社によってはどちらかを選択できるようになっています。「分配金再投資コース(=自動けいぞく投資コース)」を申し込んだ場合は、分配金から税金などを差し引かれた後、決算日(詳しくは関連項目(2)をご覧ください)の基準価額で再投資されることになります。この場合、販売手数料はかかりません。

分配をいつどのような方法で行うかは、投資信託説明書の「収益分配方針」という項目で確認することができます。事前に確認するようにしましょう。

分配金については関連項目(3)もご覧ください。

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