投資信託のリスクとリターン

ハイリスク・ハイリターンという単語をよく聞きます。でもなぜ「ハイリスク」と「ハイリターン」なのでしょうか?

投資信託のリスクとリターンには次の関係があります。

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投資信託では、投資信託の値動きの幅が「リスク」です。値動きの幅(リスク)の大きい資産ほど、期待できる収益(リターン)が高い傾向があります。

福はなイメージ

投資信託では、投資信託の値動きの幅を「リスク」といいます。これは「標準偏差」という指標ではかることができます。値動きが大きければ、自分にとって「良い値段」にも「悪い値段」にもなる可能性が「高く」なります。一方、値動きが小さければ、「良い値段」や「悪い値段」になりにくいといえます。つまり、値動きの幅(リスク)の大きい資産ほど期待できる収益(リターン)が高い傾向にあるのです。

下の図をみてください。これは1年間の変化率の大小を表したものです。例えば日本株式は1年間に55.2%上昇したことがある一方で、1年間で37.9%下落したこともあることを表しています。一方、日本債券は1年間に16.1%上昇したことがある一方で、1間で2.9%下落したことがあることを表しています。縦に長ければ長いほど変化の幅(リスク)が大きく、そして高い収益(リターン)を得られる可能性も高くなるのです。

期間:1985年1月〜2006年10月

  • 日本株式:日経平均 
  • 日本債券:野村BPI総合 
  • 外国株式:MSCIコクサイ(日本除く 配当込・円ベース)
  • 外国債券:シティ世界国債インデックス(円ベース・円ヘッジ)

日本株式や外国株式は日本債券や外国債券にくらべると、値動きの幅が大きいことがわかります。また同じ債券でも外国債券は日本債券にくらべて値動きの幅が大きいことがわかります。このような関係を表したものが次の図表になります。

株式や債券は、市場で売買されていますので、値段は常に変わります。ただ債券投資は利子や満期日に戻ってくる元本がほとんどの場合約束されているため、値動きは比較的安定します。一方で、必ずしも投資元本が戻る保証のない株式投資は債券投資にくらべて値動きが大きくなるのです。

では、このようなリスク・リターンの組み合せを目の前にしてどのようなタイプを選択すればいいのでしょうか?まず「自分がどれほどリスクを負担できるか?」という質問に対する正しい答えを見つけることです。そして次に「低リスク&高リターン」という究極の目的に近づくために考えなければならないのが資産配分や購入方法です。資産を組み合わせたり、複数回に分けて購入することでリスクをおさえることができます。

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